【友情】じーんとくる!ともだち絵本5選【ケンカと仲直り】

絵本
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「ともだちってなんだろう?」「けんかしたあと、どうやって『ごめんね』って言えばいいのかな?」
成長とともに広がる子供たちの世界。友達との距離感が近くなるからこそ、ぶつかったり、気持ちがすれ違ったりすることも増えていきます。
そんな時、大人が言葉でアドバイスするよりも、1冊の絵本が子供の心にストレートに届くことがあります。今回ご紹介するのは、友達を思いやる優しさや、仲直りする勇気をもらえる「じーんとくるともだちの絵本」5選です。小学生の自分読み・親子読書、集団への読み聞かせなど、心に深く残る名作を集めました。
本文の紹介欄には、「推奨年齢の目安」や「読み聞かせ時間(〇分)」が一目でわかる一覧表も用意しています。また読書好きの娘(小5)と、読書イマイチな息子(小1)の反応も載せました。今のお子さんの年齢や、夜の読み聞かせタイムの長さに合わせて、ぴったりな一冊を選んでみてください。

この記事で紹介する絵本5選

あのときすきになったよ

あらすじ(ネタバレなし)

わたしのうしろの席のおんなのこ。いつもおこったみたいな顔をしている。
ちっとも好きじゃなかったのに、いつ、好きになったのかな?

作者/出版社

薫くみこ作 飯野和好絵/教育画劇 みんなのえほん

読書レベル

項目詳細
対象年齢の目安小学校中学年~
読み聞かせ時間約8分

娘(小5)と息子(小1)の反応・感想

息子はじーっと聞き入っていましたが、途中で登場人物の名前がこんがらがったのと、最後の場面があまり理解できていませんでした。もう少し大きくなったら、もしくは物語を読みなれている子におススメかもしれません。娘は絵の迫力に圧倒され、苦笑いをしながらも「この5冊だと一番好きかもしれない」と言っていました。

親のおススメポイント

「息子の反応はイマイチでしたが、親の自分はガツンと心に響いた絵本です。タイトルから初恋の話かな?と軽い気持ちで手に取りましたが、強烈な女の子二人のエピソードに引き込まれ、最後は涙がにじみました(今でも毎回泣きそうになります)。飯野和好さんの超クセのある絵が、この本の登場人物たちの憎たらしい表情、戸惑いの表情、不器用な表情の全てを狂おしいほどに表現していて、何回も何回もじっくり眺めてしまいます。まずはぜひ親御さんが読んでみてください!」

ミカちゃんのひだりて

あらすじ(ネタバレなし)

ひだりききのミカちゃんは、ちょっと不思議なおんなのこ。いっつもひだりてをユラユラさせて、何かをじーっと見てる。変わってるけど、なんか、気になるねんなぁ。

作者/出版社

中川洋典/ひかりのくに

読書レベル

項目詳細
対象年齢の目安小学校低学年~
読み聞かせ時間約9分

娘(小5)と息子(小1)の反応・感想

娘は、「自分の周りにはミカちゃんのような子はいないけど、主人公のユリちゃんがミカちゃんのことを気になってしまう気持ちがなんとなくわかる。男子の反応もありそうだなと思った」ということでした。息子は「9分長いね」と言っていて、ちょっと早かったかなという感じです。

親のおススメポイント

「こちらの作品も女の子二人の友情ですが、”あのときすきになったよ”より、お子さんにはスッと入りやすい作品です。ユリちゃんの、ちょっと他の子とは違うミカちゃんに対する憧れや、小学生らしい葛藤の気持ちが丁寧に描かれます。関西弁の語り口や、ちょっと抜けたような絵の雰囲気もあり、生き生きと、時にユーモラスに二人の関係が綴られています」

やめろ、スカタン!

あらすじ(ネタバレなし)

なつやすみ。サトシ、シンゴ、マサトの3人でプールにきた!…でも、ふざけていたらシンゴをおこらせてしまった。シンゴ、ゆるしてくれるかな?

作者/出版社

くすのきしげのり作 羽尻利門絵/小学館

読書レベル

項目詳細
対象年齢の目安小学校低学年~
読み聞かせ時間約5~6分

娘(小5)と息子(小1)の反応・感想

息子は、この5作品の中ではこちらが一番好きと言っていました。自分と友達を重ね合わせてイメージしやすいストーリーのようです。この作品は私が好きで娘が小さい時によく読み聞かせしていたのですが、娘は今も新鮮に楽しんでいました。

親のおススメポイント

「こちらは男の子3人の友情ストーリーです。ケンカの原因もおふざけがいきすぎてしまい…というあるあるで、老若男女問わず共感できること間違いなし!仲直りの方法もいかにも小学生男児っぽく微笑ましいです。また羽尻利門さんの絵は、構図が上から下から斜めからとページによってさまざまで、とても躍動感があります。特に水の表現+男児たちのやんちゃっぷりの表情が素晴らしいので、親子で隅々まで楽しんでください」

まつげの海のひこうせん

あらすじ(ネタバレなし)

けんかにまけて、うんどうじょうでひっくりかえっていたぼく。先生がよびにきても、ぼくはぜったいおきてやらない。なみだの目をうっすらあけると、まつげのむこうに何かが見えてきた…。

作者/出版社

山下明生作 杉浦範茂絵/偕成社

読書レベル

項目詳細
対象年齢の目安小学校低学年~
読み聞かせ時間約8分

娘(小5)と息子(小1)の反応・感想

最初の導入で二人とも興味をひかれたようです。また、「ひこうせん」と「ぼく」のやりとりが始まると、二人で笑いながら絵本に顔を近づけて、「コレ!」と絵を指さしながら楽しんでいました。

親のおススメポイント

「こちらは表紙からは想像もできないような素敵な絵本です。なんとなく手に取り、期待もせずに(すみません)ペラペラめくるつもりが、最初の1行”ああ、くやしい。ぼくは、けんかにまけたんだ”で胸をわしづかみにされ、最後まで夢中で読んでしまった作品です。主人公の男の子の悔しさと、先生のそっけなさ、その後のとっても不思議な誘い…。杉浦範茂さんのシンプルでスマートな絵も相まって、どんどん物語に引き込まれます。こちらも、何度も読み返している一冊です」

ふしぎなともだち

あらすじ(ネタバレなし)

2年生になって、しまにひっこしてきたぼく。同じクラスに、やっくんがいた。やっくんはいつもひとりごとをいっていた。しょうがいがあるんだって。やっくんとぼくの、ふしぎなゆうじょう。

作者/出版社

たじまゆきひこ/くもん出版

読書レベル

項目詳細
対象年齢の目安小学校高学年~
読み聞かせ時間約8分

娘(小5)と息子(小1)の反応・感想

それなりの長さはあるのですが、二人とも、最後まで飽きずに見ていました。最初はやっくんの繰り返す言葉がユーモラスに感じたようで、二人でクスクス笑っていましたが、様々なエピソードが出てくるにつれ段々と静かになっていき、読み終わった後は拍手をしてくれました。

親のおススメポイント

「こちらは、タイトルからファンタジーなのかな?と思って手に取った作品です。ところが「自閉症」というワードがどん!と出てきて「イメージと全然違う」と途中で読むのを躊躇してしまいした。が、続きが気になってしまい、結局泣きながら最後まで読みました。テーマがテーマなだけに「教訓めいてる」ともとれますし、エピソードも少し重い箇所もありますが、たじまゆきひこさんの粗削りで素朴な絵もあいまって、ちょっと辛いけどどこかユーモラスで温かい気持ちになります。テーマに気負わず、ぜひ一度読んでみてください」

まとめ

心に響く絵本との出会いはありましたか?
けんかをしてしまうのは、それだけ相手のことが好きで、大切に思っている証拠でもあります。絵本の中で葛藤する主人公たちの姿は、子供たちに「素直になる勇気」をそっと与えてくれるはずです。
ぜひ、お子さんのお気に入りの一冊を見つけて、膝の上や隣で一緒に物語の世界を味わってみてください。読み終わったあとの温かい余韻と会話が、親子にとってかけがえのない宝物になりますように。

◆ともだち絵本を読んだあとは、映画も楽しんでみませんか?

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